数年前、某自社養成パイロット試験、航空大試験にW合格。
この記事では、FCATの英語免除要件の1つでもあるTOEIC785点最速攻略法をご紹介していきます。
その他パイロット関連の記事は以下にもまとめていますので参考にしてみてください。
FCAT概要
FCATととはFlight Crew Assessment Testの略で、全日本空輸(株)が実施するパイロット適性テストのことです。ANAウイングス自社養成試験とPeach のパイロットチャレンジ制度試験で使われています。
内容としては、書類選考、英語試験、適性試験、グループワーク・個人面接になります。
そして、英語試験については「GTEC」Business 公開会場版 4技能)が受験内容になるのですが、エントリー時に以下のいずれかのスコアを取得していると英語試験が免除されます。
GTEC business:660点以上
IELTS アカデミックモジュール:各5.5以上、overrall5.5以上
TOEIC iBT:4技能 Reading 18以上 Listening/Writing 17以上 Speaking 20以上 Overall 72以上※MY BEST SCOREも可能とする
TOEIC:「Listening & Reading Test」Reading 385点以上 Listening 400以上 計785点以上 「Speaking &Writing Test」Speaking 160点以上 Writing 150点以上 計310点以上
TOEICリスニング・リーディング785点最速攻略法
それでは本題に入っていきたいと思います。TOEICリスニング・リーディング785点最速攻略法については、「学習教材」→「実際の勉強の流れ」→「勉強のpoint」の順でご紹介していきます。先ずは私がすすめるTOEICの学習教材になります。
学習教材 スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策
様々なTOEIC学習教材を試してきましたが、私が思う最もよかったTOEIC学習教材は「スタディサプリENGLISH TOEIC®対策」(以下スタディサプリと省略)というアプリを使った学習教材です。
スタディサプリとは、2017年9月にリクルートから発表されたTOEIC学習に特化したアプリで、Part別の対策講義、文法講義、単語問題集、実践問題集のコンテンツから成り、このアプリ一つでTOEIC学習のほぼ全てを網羅する内容になっています。
スタディサプリは月々2480円〜2980円で、半年間TOEICの勉強をしたとすると、約1万5千円〜1万8千円くらいかかります。費用はそれなりに掛かりますが、FCAT英語免除のためにもここは思い切って購入することをオススメします。
実際の勉強の流れ
・TEPPANN英単語の目標860点レベルの単語1030語を完璧に暗記
・「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築→「パーフェクト講義」で各Partの対策→「実践問題集NEXT」で問題演習→「実践問題集(テキスト)」で総仕上げ
スタディサプリは、TEPPAN英単語(単語学習用)、パーフェクト英文法(文法講義)、パーフェクト講義(Part別対策講義)、実践問題集NEXT、実践問題集(テキスト学習)のコンテンツで構成されています。
勉強の流れとしては、TEPPAN英単語は全期間継続して行い、それ以外については、パーフェクト講義-英文法編→パーフェクト講義→実践問題集NEXT→実践問題集(テキスト)の順で行うのがベストかと思います。
・「TEPPANN英単語」で目標860点レベルの単語1030語を完璧に暗記
TEPPAN英単語は、合計1410単語が収録されていて、目標600点、目標730点、目標860点、目標990点とカテゴリー分けされています。TOEIC785点を狙うのであれば目標860点レベルの単語1030語を完璧にマスターする必要があります。
全期間継続して単語学習を行う理由としては、単語を大量に習得するには、ある程度の時間を確保して、反復学習を行い、短期記憶ではなく長期記憶のメカニズムを駆使してやっていく方が、効率的だからです。
・「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築
TOEICのリスニングpart,リーディングpart共に、ある程度の文法力が無ければ解くことは出来ません。各Partの対策に入る前に「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築させましょう。
「パーフェクト講義-英文法編」を終わらせた後は、各partの対策→実践問題演習に移っていきますが、文法で疑問に思ったことなどあれば都度「パーフェクト講義-英文法編」に戻り文法を確認していきましょう。
・「パーフェクト講義」で各Partの対策
「パーフェクト講義」は、TOEICの各partの対策を行なっていく内容になります。TOEIC講師の関先生の講義動画がとにかく素晴らしく効率的にpart毎の対策を行うことができます。
・「実践問題集NEXT」で問題演習/「実践問題集(テキスト)」で総仕上げ
全partの傾向と対策を行った後は、実践演習になります。スタディサプリには、実践問題集NEXTと実践問題集がありますが、違いは実践問題集NEXTはアプリでの学習だけしか対応していませんが、実践問題集にはテキスト学習にも対応しています。
実践問題集NEXTで問題演習をアプリである程度行い、TOEICの試験本番前に実践問題集のテキストで本番演習を行い完成させていくのがいいかと思います。
勉強のpoint
①机で勉強することに固執しない
②TEPPAN英単語は復習機能を駆使する
③パーフェクト講義-英文法編は苦手分野から潰していくのも手
④実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う
⑤1発でTOEIC785点を狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいる
①机で勉強することに固執しない
スタディサプリの最大の長所はアプリでの学習なので、どこででも勉強できること。私はソファで寝っ転がりながら勉強したり、電車やバスでも勉強してました。そういった勉強の方が、机に向かって勉強する時間よりもおそらく多かったと思います。アプリ学習のメリットを最大限活用しましょう。
②TEPPAN英単語は復習機能を駆使する
TEPPAN英単語には、反復学習を後押ししてくれる大変便利な復習機能が備わっています。反復学習は、とにかく継続することがpointになってくるので、この便利な復習機能を活用して継続して反復学習を行うようにしましょう。
③パーフェクト講義-英文法編は苦手分野から潰していく
もしTOEIC学習をある程度経験している人は、パーフェクト講義-英文法編は全てやるのではなく、自分の苦手と思う分野の講義をとりあえず聞き、先に進めていくのもいいかもしれません。パーフェクト講義(part別対策)や実践問題を解く中で、文法で分からないことなどあった時点で都度「パーフェクト講義-英文法編」に戻り文法を確認していくのも一つの手です。
④実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う
TOEIC試験はとにかく時間が勝負。実践問題集のテキストで、時間を図って本番さながらに問題を解きましょう。どうすれば時間内に問題を解くことが出来るか、問題集を解いた後、都度振り返りをして自分なりのタイムメネジメントのコツを掴んでいきましょう。
⑤1発でTOEIC700点から800点を狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいる
本番の試験でしか発見できないことがあります。例えば、周囲の受験者の紙をめくる音が結構気になるとか、後半のリーディングは集中力が落ちて本来の力を出し切れないとか、色々とあります。1回の試験で目標の点数を超えられなくても、落ち込む必要は無く、それよりも次に活かせることを見つけて、改善していくことが大切です。
以上になります。
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