長年CEFR B2から抜け出せない状況が続いていました。この状況を打破するため、昨年から話題のAI英会話アプリ「スピーク」を使い始めました。
約1年強、コツコツこのアプリを使用して勉強した結果、CEST Business(旧リンガスキルビジネス試験)で念願のC1レベルを取得、またTOEIC スピーキング&ライティングでそれぞれ180点Overを達成しました!!
この記事では、「スピーク」がCEFR C1レベル取得にどのように役立ったかご紹介していきます!


スピークがCEFR C1レベル取得に役立ったと思うこと3選
1. 実践的な会話力アップ
C1レベルになると、単に「英語が話せる」だけじゃ足りなくて、抽象的なテーマや複雑な議論でもスムーズに対応できる力が必要になります。例えば「グローバル化が地域社会に与える影響」や「AI技術の倫理的課題」みたいなテーマを英語で議論する場面を想像してみてください。こういう場面では、単語力や文法力だけじゃなく、自分の意見を論理的に組み立てて、相手に説得力を持って伝えるスキルが求められます。
「スピーク」はAIとの対話練習が中心なので、リアルなコミュニケーションに近い形で練習できるのが強みです。例えば、ビジネス会議を想定したシナリオでは「新しいプロジェクトの提案を英語で説明してください」といった課題が出されます。そこで「Our project aims to reduce costs by 20% through automation, and we believe it will significantly improve efficiency.」と答えると、AIが「もっと説得力を持たせるなら ‘streamline operations’ や ‘enhance productivity’ を使うといいですよ」とフィードバックしてくれます。こうしたやり取りを繰り返すことで、自然に「英語で考えて英語で話す」習慣が身につきます。
さらに、日常的なディスカッションの練習も可能。例えば「最近読んだ本について話してください」という課題に対して「I recently read a book about Japanese history, and it gave me new insights into cultural traditions.」と答えると、AIが「もっと具体的に ‘It shed light on how traditions evolved during the Edo period.’ と言うと深みが出ますよ」とアドバイスしてくれます。こうした練習は、C1レベルに必要な「抽象的なテーマを具体的に展開する力」を鍛えるのにぴったりです。
2. 語彙・表現の幅を広げる
C1レベルでは、幅広い語彙を正しく使い分けてニュアンスを理解しながら表現する力が求められます。例えば「大事」という意味でも、場面によって「important」「crucial」「significant」「vital」といった単語を使い分ける必要があります。「スピーク」は発話を分析して、より自然で高度な言い回しを提案してくれるので、単調な表現から抜け出せるんです。
具体例を挙げると、学習者が「This issue is very important.」と言ったとします。するとAIが「ビジネス会議なら ‘This issue is crucial for our success.’ の方が強調できますよ」と教えてくれる。逆にカジュアルな場面では「It’s pretty significant for me.」のように柔らかい表現を提案してくれます。こうして文脈に応じた言葉選びが自然に身につきます。
また、フォーマルとカジュアルの違いを意識した練習も可能です。例えば面接練習では「I am confident that my skills will contribute to your company’s growth.」のようなフォーマルな表現を練習できますし、友達との会話では「I’m pretty sure I can help out a lot.」といったカジュアルな言い回しを練習できます。こうした切り替えができるようになると、C1レベルに必要な「場面に応じた適切な表現力」が身につきます。
さらに、AIは「同じ意味でもニュアンスが違う」ことを教えてくれるのも魅力です。例えば「挑戦する」という日本語を英語にするとき、「challenge」「take on」「dare」「venture」などいろんな選択肢があります。「スピーク」は「ビジネス文脈なら ‘take on a challenge’ が自然」「冒険的なニュアンスなら ‘venture into new areas’ が合う」といった具体的なアドバイスをしてくれるので、語彙の幅がぐっと広がります。
3. 学習を続けやすい仕組み
C1に到達するには、短期集中よりも長期的にコツコツ続けることが大事です。「スピーク」はスマホでいつでも使えるので、通勤時間や休憩中のちょっとした隙間時間でも学習できます。例えば電車の中で「今日のテーマは ‘environmental issues’」と設定して、5分だけAIとディスカッションする。これを毎日続けるだけでも、英語で考える習慣が自然と身につきます。
AIは学習者の進捗を記録して弱点を分析し、次の課題を出してくれるので効率的に学べます。例えば「発音が弱い」と分析されたら「今日は ‘th’ の発音を重点的に練習しましょう」と提案してくれる。逆に「語彙は豊富だけど文の構造が単調」と分析されたら「複文を使って意見を展開する練習をしましょう」と課題を出してくれる。こうした個別最適化された学習は、C1レベルに必要な「バランスの取れた英語力」を育てるのに役立ちます。
さらに、学習者が「今日は発音を強化したい」「ディスカッション形式でやりたい」といった具体的な目標を設定すれば、それに応じた練習が提供されるので、モチベーションを保ちやすいんです。例えば「プレゼンの練習をしたい」とリクエストすると「Please explain your project idea in three minutes.」と課題が出され、終わった後に「もっと ‘engaging’ や ‘innovative’ といった形容詞を使うと説得力が増しますよ」とフィードバックが返ってくる。こうしたやり取りを繰り返すことで、自然にスキルが積み上がっていきます。
まとめ
「スピーク」は①実践的な会話力、②高度な語彙・表現、③継続的な学習習慣、この3つの面からC1取得に役立つアプリだと思います。AIによる即時フィードバックと柔軟な学習環境は、従来の教材や授業では得にくいメリットで、学習者が自分の力で高い英語運用能力を身につけるための強力なサポートになります。
例えば、ビジネス会議で「Our proposal will streamline operations and enhance productivity.」と自信を持って言えるようになったり、友達との会話で「That movie was thought-provoking, it really made me reflect on society.」と自然に言えるようになったり。こうした具体的な場面で力を発揮できるようになるのが、まさにC1レベルのゴール。
「スピーク」を使えば、毎日のちょっとした練習が積み重なって、気づいたら「英語で議論できる自分」になっている。そんな未来を現実にしてくれるのが、このアプリの最大の魅力だと思います。


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