[大学生向け]1年で企業が求める英語力を独学で身につけるための戦略と勉強法

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グローバル化が加速している社会。ますます英語の必要性が高まってきています。私が勤める会社(一部上場企業)でも、新卒採用でTOEIC600点以上を足切りにしています。いまや大学3年の前半にインターンシップが始まる企業もあるため、大学に入学したばかりの方でも、およそ2年程で企業が求める英語力を身につけなければいけない時代です。

この記事では、一部上場企業に勤め、仕事でも英語を使ってきた私の経験に基づく、英語勉強法をご紹介していきます。

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[大学生向け]1年で企業が求める英語力を独学で身につけるための戦略

まずは大まかな戦略からみていきましょう。

戦略[1]:TOEICリスニング&リーディングテストで700点を取得する

いわゆる大企業に勤め、日頃の業務でも英語を使っている身からすると、TOEICは700点は持っておきたいところ。多くの企業は、採用時にTOEIC600点ぐらいを最低ラインに設定してます。

先ずは、700点突破のためにTOEICリスニング&リーディングの勉強に注力していきます。具体的な勉強法は後ほどご紹介します。

戦略[2]:TOEICスピーキングテストで150点を取得する

英語の4技能が叫ばれている昨今。就活生にも、それが求められ始めています。ただし、私の経験からいくと、4技能であるListening, Reading, Speaking, Writingの内、Listening, Reading, Speakingの3技能を大学時代に勉強しておけばいいのではないかと思っています。というのもWrintingに関しては、採用時にあまり見られないからです。

具体的なTOEICスピーキングテストの勉強法は後ほどご紹介します。

戦略[3]アプリを活用して効率的に勉強する

3つ目の戦略は、「アプリを活用して効率的に勉強する」です。

通勤途中などの隙間時間で勉強できるアプリを駆使することで、効率的な勉強を行うことができます。

私がおすすめするアプリは、スタディサプリというアプリ。

このアプリにはTOEIC対策リスニング&リーディング用、ビジネス英語用、日常英会話用と3つの種類のアプリがあります。

スタディサプリENGLISH TOEIC®対策

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)。

ビジネス英会話

この3つのアプリで、ビジネス英語、日常英会話の勉強は、ほとんどカバーすることができます。

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[大学生向け]1年で企業が求める英語力を独学で身につけるための勉強法

上記3つの戦略を踏まえた上で、具体的な勉強法をご紹介していきます。

STEP1:スタディサプリTOEICテスト(アプリ) でリスニングとリーディングの勉強開始

スタディサプリENGLISH TOEIC®対策

このアプリを使って、勉強していきます。

実際の勉強の流れ

・「TEPPANN英単語」で目標730点レベルの単語1090語を完璧に暗記

・「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築→パーフェクト講義」で各Partの対策→「実践問題集NEXT」で問題演習→「実践問題集(テキスト)」で総仕上げ

スタディサプリには、TEPPAN英単語(単語学習用)、パーフェクト英文法(文法講義)、パーフェクト講義(Part別対策講義)、実践問題集NEXT、実践問題集(テキスト学習)のコンテンツで構成されています。

勉強の流れとしては、TEPPAN英単語は全期間継続して行い、それ以外については、パーフェクト講義-英文法編→パーフェクト講義→実践問題集NEXT→実践問題集(テキスト)の順で行うのがベストかと思います。

・「TEPPANN英単語」で目標730点レベルの単語1090語を完璧に暗記

TEPPAN英単語は、合計1410単語が収録されていて、目標600点、目標730点、目標860点、目標990点とカテゴリー分けされた単語集になります。TOEIC700点から800点を狙うのであれば目標730点レベルの単語1090語を完璧にマスターする必要があるでしょう。

全期間継続して単語学習を行う理由としては、単語を大量に習得するには、ある程度の時間を確保して、反復学習を行い、短期記憶ではなく長期記憶のメカニズムを駆使してやっていく方が、効率的だと思うからです。

・「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築

TOEICのリスニングpart,リーディングpart共に、ある程度の文法力が無ければ解くことは出来ません。各Partの対策に入る前に「パーフェクト講義-英文法編」で文法の基礎を構築させましょう。パーフェクト講義-英文法編の講義内容は時制、仮定法、助動詞、不定詞、動名詞、分詞、受動態、関係詞、比較、冠詞・名詞、代名詞、形容詞、副詞・語法、前置詞、接続詞、文型・語法になります。

「パーフェクト講義-英文法編」を終わらせた後は、各partの対策→実践問題演習に移っていきますが、文法で疑問に思ったことなどあれば都度「パーフェクト講義-英文法編」に戻り文法を確認していきましょう。

・「パーフェクト講義」で各Partの対策

「パーフェクト講義」は、TOEICの各partの対策を行なっていく内容になります。TOEIC講師の関先生の講義動画がとにかく素晴らしく効率的にpart毎の対策を行うことができます。

・「実践問題集NEXT」で問題演習/「実践問題集(テキスト)」で総仕上げ

全partの傾向と対策を行った後は、実践演習になります。スタディサプリには、実践問題集NEXTと実践問題集がありますが、違いは実践問題集NEXTはアプリでの学習だけしか対応していませんが、実践問題集にはテキスト学習にも対応しています。スタディサプリには、アプリの他、テキスト販売も行っています。

実践問題集NEXTで問題演習をアプリである程度行い、TOEICの試験本番前に実践問題集のテキストで本番演習を行い完成させていくのがいいかと思います。

勉強のpoint

①机で勉強することに固執しない

②TEPPAN英単語は復習機能を駆使する

③パーフェクト講義-英文法編は苦手分野から潰していくのも手

④実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う

机で勉強することに固執しない

スタディサプリの最大の長所はアプリでの学習なので、どこででも勉強できること。私はソファで寝っ転がりながら勉強したり、電車やバスでも勉強してました。そういった勉強の方が、机に向かって勉強する時間よりもおそらく多かったと思います。アプリ学習のメリットを最大限活用しましょう。

②TEPPAN英単語は復習機能を駆使する

TEPPAN英単語には、反復学習を後押ししてくれる大変便利な復習機能が備わっています。反復学習は、とにかく継続することがpointになってくるので、この便利な復習機能を活用して継続して反復学習を行うようにしましょう。

③パーフェクト講義-英文法編は苦手分野から潰していく

もしTOEIC学習をある程度経験している人は、パーフェクト講義-英文法編は全てやるのではなく、自分の苦手と思う分野の講義をとりあえず聞き、先に進めていくのもいいかもしれません。パーフェクト講義(part別対策)や実践問題を解く中で、文法で分からないことなどあった時点で都度「パーフェクト講義-英文法編」に戻り文法を確認していくのも一つの手です。

④実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う

TOEIC試験はとにかく時間が勝負。実践問題集のテキストで、時間を図って本番さながらに問題を解きましょう。どうすれば時間内に問題を解くことが出来るか、問題集を解いた後、都度振り返りをして自分なりのタイムメネジメントのコツを掴んでいきましょう。

以下の記事にもTOEICの詳しい勉強法をまとめていますので参考にしてみて下さい。

TOEIC700点から800点を最速で取るための勉強法

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STEP2:TOECリスニング&リーディングテストスコア700点取得するまで受験し続ける

STEP1を終わらしたら次は受験です。ここで大切なのは1発でTOEIC700点を狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいることです。

本番の試験でしか発見できないことがあります。例えば、周囲の受験者の紙をめくる音が結構気になるとか、後半のリーディングは集中力が落ちて本来の力を出し切れないとか、色々とあります。1回の試験で目標の点数を超えられなくても、落ち込む必要は無く、それよりも次に活かせることを見つけて、改善していくことが大切です。

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STEP3:TOEICスピーキングテストの勉強開始

ここからは、TOEICスピーキングテストの勉強に入ります。

勉強の流れ

①「頂上制覇TOEICテストスピーキング究極の技術」でテストの概要、解答のポイントを抑える

②設問毎にテンプレートを増やしていく

「頂上制覇TOEICテストスピーキング究極の技術」でテストの概要、解答のポイントを抑える

スピーキングテストで私がおすすめする本は、「頂上制覇TOEICテストスピーキング究極の技術」です。

問題形式や学習のポイントが分かりやすく書かれ、練習問題が多く掲載され、具体的に何をどう準備したらよいか明確に示されています。

160点を超えるために、先ず「頂上制覇TOEICテストスピーキング究極の技術」を読み込みます。

設問毎にテンプレートを増やしていく

「頂上制覇TOEICテストスピーキング究極の技術」で、スピーキングテストの概要、問題の解き方などの基本を覚えたら、次は様々な問題を解き、各問題毎の解答のテンプレートを増やしていく段階に入ります。

テンプレートを増やすための、私のおすすめの教材は、「STORES」というサイトで販売されているTOEICスピーキングテスト教材です。

Just a moment...

このサイトには、「写真描写問題」と「解決策を提案する問題」のテンプレートが販売されています。

その他の問題については、「TOEIC テストスピーキングはじめての解答戦略」をオススメします。この書籍は非常に問題数が多いので、テンプレートを増やすのにおすすめの書籍です。

以下の記事もスピーキングテスト対策になりますので、参考までに。

TOEIC スピーキングテストで160点を超えるための戦略と勉強法

TOEIC スピーキングテスト写真描写問題を攻略するための3つの戦略と勉強法

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STEP4:TOEICスピーキングテストをスコア150点取得まで受験し続ける

STEP3まで終わらしたら次は受験です。TOEICリスニング&リーディングテスト同様、1発で150点を狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいましょう。

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STEP5:スタディサプリビジネス英会話でアウトプット力を強化

STEP4まで終わらせれば、十分力はついていると思いますが、さらに英語力を伸ばしたい人は、スタディサプリビジネス英会話でさらにアウトプット力を伸ばすのもいいでしょう。

ビジネス英会話

このアプリは、ビジネスシーンで覚えておくべきフレーズなどを身につけることができます。時間が許せば是非やってみて下さい。

以上になります。

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