工業英検準2級合格を確実にする戦略と勉強法

工業英検対策
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( Rev 2020.4)

2020年5月より工業英検は技術英検に名称変更及び内容変更もされました。下記の記事に改めて技術英検対策をまとめました。旧工業英検準2級は技術英検1級に引き継がれています。

技術英検1級(旧工業英検準2級レベル)に合格するための戦略と設問毎の傾向と対策

技術英検とTOEICの相関関係

2017年に工業英検準2級に合格しました。この記事では合格のための戦略および勉法を紹介していきます。

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工業英検準2級に合格するやり方は二通りある

①純粋に工業英検準2級の為の勉強だけをして合格する

→工業英検準2級合格を最短で獲れるやり方

②TOEICの勉強を駆使して工業英検準2級に合格する

→①よりも時間は掛かるが、TOEIC700点と工業英検準2級合格のダブル取得ができる。

この記事では、①のやり方を紹介していきます。もし②に興味がある方は、

工業英検準2級合格をTOEIC学習を駆使して獲る勉強法

をご覧いただければと思います。

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工業英検準2級合格を確実にする戦略

[戦略1]設問5,6,7に注力する

工業英検準2級の問題を大きく分けると、設問1〜4は選択式の問題で単語問題や空所補充問題で配点は計100点。設問5〜7は記述式の和訳・英訳問題で配点は計100点になります。工業英検3級までは、単語学習中心で得点を取れたのが、準2級からは和訳・英訳で得点を取らないと合格が厳しくなっています。

戦略としては和訳・英訳の勉強を軸に据えて、その過程で必要な工業英単語を習得していくとうのがオススメです。

[戦略2]設問3のリライト問題で正答率8割超えを目指す

設問5,6,7と並行して設問3の勉強も進めましょう。設問3はリライト問題で、出題された英文を情報を変えずに簡潔に書き直した英文はどれかを選ぶ問題。ある程度練習は必要かもしれませんが、慣れれば8割は解けれるようになります。

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設問毎の勉強の進め方

各設問毎の勉強の進め方を紹介していきます。

[設問1 単語問題の勉強の進め方]

設問1は単純な単語問題になります。

オススメの勉強法は和訳・英訳の勉強の過程で単語を覚えていくことです。

例えば気象に関する和訳問題を解いた時は、気象に関する単語を「英語で説明する科学技術」などの本で覚えていきます。

もし余力があれば工業英単語以外の単語も学習しましょう。

オススメの単語学習方法は、スタディサプリというアプリでの学習です。

このアプリ内のTEPPAN英単語で目標730点の単語まで学習すれば十分かと思います。

スマホ一つで学習が可能なので、通勤・通学などの隙間時間で学習でき、またTOEIC講師による授業で分かりやすく理解できるので、文法など単語以外の学習にも活用できます。また問題数も豊富です。

ただ定額制なので、長い時間をかけて学習しようと思う方にはコストが高くついてしまいますので、購入するときは覚悟を持って購入しましょう。

スタディサプリの具体的な内容を知りたい方は、下記の記事にまとめていますのでご覧いただければと思います。

「スタディサプリENGLISH TOEIC TEST対策コース」の内容と使ってみての感想

[設問2・4 英文空所問題の勉強の進め方]

設問2・4では、工業知識や語法、構文把握の力が必要で、もともと英語力が高ければ得点は出来ますが、そうでないと中々得点するのが難しい設問になります。

勉強時間をあまり取れない方は、

過去問を解いて都度、語法や文法を確認していく方法で仕上げていきましょう。

もしある程度時間が取れるのであれば、

先ほどご紹介したスタディサプリTOEIC TESTのアプリ学習

で構文把握力、文法力、語法力を上げていくのをオススメします。アプリ内の

パーフェクト講義-英文法編

パーフェクト講義のpart5対策,part6対策

をやればかなりの力がつきます。

さらに構文把握力、文法力、語法力を上げていきたい場合は、

実践問題集で演習をしましょう。

[設問3リライト問題の勉強の進め方]

STEP1:過去問を解いて設問3の傾向を把握する

過去問を解いていくと、設問の出題傾向が見えてきます。過去問を解けば分かるかと思いますが、

主に設問3で問われやすいのは、主語と動詞、能動態と受動態、抽象表現、前置詞、関係代名詞の非制限用法などの文法事項になります。

STEP2:「技術系英文ライティング教本」で英文法確認

STEP1で把握した設問3の出題傾向の高い問題を勉強する上で、オススメする教材が「技術系英文ライティング教本」です。この本は素晴らしいので、是非全て読んで欲しいのですが、時間のない方は以下の箇所だけでも読んでみて下さい。設問3を解く上で必要な事項を学ぶことが出来ます。

・第1章ライティングの基本/2.Correct、3.Clear&Concise

・第2章ライティングの英文法1/ 3.主語と動詞、4.文型、6.能動態と受動態

・第3勝ライティングの英文法2/ 2.助動詞、3.to不定詞と動名詞、4.現在分詞と過去分詞、6.関係代名詞と関係副詞

またリライト問題のパターンをこちらの記事で紹介しているので参考にしてみて下さい。

工業英検準2級 リライト問題頻出パターン

[設問5,6,7和訳・英訳問題の勉強の進め方]

STEP1:「英語で説明する科学技術」で和訳・英訳練習

私が和訳・英訳の練習でオススメする教材は「英語で説明する科学技術」です。この本をなぜ推すかというと理由は2つあります。
1つ目の理由は、この本に書いてある文章が工業英語(テクニカルライティング)の原則をしっかり踏まえたものになっているということ。工業英語(テクニカルライティング)の原則は3C(Clear,Correct,Concise),すなわち「明確で正確に簡潔な文章を書く」ことです。この原則に則った文章を書けるようになる為には、「明確で正確に簡潔に書かれた文章」に多く触れることが鍵になります。「英語で説明する科学技術」の本文中の文章は、しっかりこの原則に則った文章なので、工業英語学習にはうってつけの本なのです。

2つ目の理由は、この本は工業英検試験に主題されやすいトピックを扱っているということ。
工業英検が取り扱う分野は幅広く、全てを勉強していくのは難しいのですが、この本は工業英検で主題されやすいトピックを扱っている為、効率的に点数を取るための学習ができます。

具体的な勉強の進め方

「英語で説明する科学技術」は、AIや原子力、遺伝子工学などのトピック毎に記事が書かれている構成になっています。記事の上部には各英語資格試験の名称(工業英検や英検、TOEFL,IELTS)が記載されているのですが、これはその試験に特に関連した記事であることを示しています。工業英検の記載がある記事を使って和訳・英訳の練習を行って行きましょう。

STEP2:過去問で和訳・英訳演習

過去問で演習して、都度「英語で説明する科学技術」で関連した単語を確認していく勉強法がオススメです。

以上になります。

コメント

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