数年前に独学で気象予報士試験に合格。1回目の受験では、一般知識、専門知識共に不合格。2回目は一般知識のみの合格で、専門知識で不合格。学科免除があったにも関わらず、2年放置して再度受験。3回目で一般知識・専門知識試験、実技試験に合格。
この記事では、私が気象予報士試験で使用したオススメの教材をご紹介していくものになります。是非参考にしてみて下さい。
独学で気象予報士試験を突破するためのオススメ教材
気象予報士過去問徹底攻略
学科試験対策の一番のオススメ教材です。1問が見開きになっていて、左に問題右が解説になっているので使いやすい構成になっています。問題数も多く、また解説もしっかりしているので参考書としても十分利用可能です。
気象予報士試験 大気の熱力学・力学徹底攻略
気象予報士試験 大気の熱力学・力学徹底攻略 (資格試験らくらく合格塾)
※現在この書籍は、入手が非常に困難になっています。同じような内容で、私が気象予報士合格時に大気の熱力学について覚えたことを
[気象予報士試験対策]独学文系から難問「大気の熱力学」を完璧にマスターするための問題集
にまとめましたので、是非参考にしてみてください。
「湿潤断熱減率」や「発散・収束」、「温度移流」など、学科試験で文系の人が難しいと感じる「大気の熱力学」と「大気の力学」の過去問のみを集め、解説した問題集です。少し古い問題を扱っていますが、熱力学・力学の力をつけるにはうってつけの本です。この科目に特化した本はあまり無いので文系出身者には貴重な本になると思います。私は文系出身だったので、非常にこの本には助けられました。
真壁京子の気象予報士試験数式攻略合格ノート
数式をここまで噛み砕いて書いてある本はなかなか無いと思います。熱力学などの計算問題で特に役に立ちます。
らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト(実技編)
実技試験に必要な基礎知識から天気図や問題文の読み方と着眼点、合格に最も影響が出てくる記述問題の上手な文章の表現方法まで、丁寧に解説されています。また難しい専門用語が出てきてもきちんと説明がなされていて、いちいち調べなくても読めば理解できるようになっています。
気象予報士試験 模範解答と解説
文字通り気象予報士試験の過去の問題と解答・解説が記載されています。解説はそこまで詳しくは書かれていませんが、気象業務支援センターからは問題と解答しか公表されないので、解説がついていることだけでも非常にありがたいことだと思って重宝しました。
「気象予報士試験対策」最新の変更情報まとめ
独学受験者が弱いとされている最新の変更情報について、まとめられたサイトです。月毎に内容が更新されるのでタイムリーな情報をキャッチすることができます。また気象予報士試験に出題されると予想される変更情報のみ取り扱っているので、無駄な情報はありません。
気象予報士実技試験対策 最近の災害事例まとめ
実技試験では、直近に起きた災害に関連する問題が出題されることが非常に多いのが特徴です。しかし独学で実技の勉強をしている方は、既存の参考書や問題集で強調されることのない、直近の災害事例で点数が伸びない傾向があります。私も独学で気象予報士試験を勉強しましたが、このタイムリーな情報に対して非常に苦労した覚えがあります。この経験を踏まえて独学で気象予報士試験を勉強している方のために、最近の災害事例を気象予報士実技試験対策 最近の災害事例まとめにまとめました。気象予報士実技試験でpointになってくるところも併せて載せているので、独学で気象予報士試験に臨む方は是非参考にしてみて下さい。
気象予報士かんたん合格ノート
学科試験、実技試験合格の為の勉強のコツ、また実技試験への心構えやデバイダーの使い方などの細かいテクニックなども分かり易く書かれています。特に読んでて参考になったのは、実技においては「質問されたことのみを回答する。余計なことは回答しない。」という文。これは論述問題の確信をついてるもので、本番の試験でもこれを念頭に解答しました。その他試験当日の役立ちテクニックなども参考になりました。
私が気象予報士試験で使用して、皆様にオススメする書籍は以上になります。
具体的な勉強法などの気象予報士関連の情報は以下の記事にまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。
独学で気象予報士試験合格を確実にする戦略と勉強法[実技試験編]
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