航空学生試験も大学受験も同時に準備して合格するための戦略

スポンサーリンク

エアラインで操縦士をやっている者です。高校生の時、航空学生試験を受けるか迷った経験があります。結局、戦闘機のパイロットに特段の執着が無かったので、大学に入りエアラインパイロットになれなかったら一般幹部候補生経由で戦闘機パイロットを目指そうという結論に至り、大学進学を決めました。

もし戦闘機パイロットにどうしてもなりたかったとしたら、大学受験の準備もしながら航空学生試験の勉強をしなければいけなかったので、相当大変だっただろうなと思いこの記事を書きました。

この記事が航空学生志望の方に少しでも役に立っていただければ幸いです。

スポンサーリンク

[戦略1]大学は私大に絞り、かつ志望校も1校か2校に絞る

航空学生の1次試験の科目は国語、数学、英語が必修科目、地理歴史、公民または理科の内から1科目を選択するシステムになっています。これは、通常の私立の試験科目とほぼ重なっているので、航空学生の1次試験の勉強をしながら大学受験の準備もできることを考えると私大受験をオススメします。

また大学受験を経験した立場から言うと、志望校は1つないし2つに絞った方がいいと思います。大学毎に出題される傾向が違うので、受ける大学を多くするとそれだけ勉強しないといけない時間も増加します。志望の大学を決めたら、その大学の傾向と対策を研究して勉強を行っていきます。

スポンサーリンク

[戦略2]スタディサプリで効率的に学習する



上にも書いた通り、航空学生にはやらなければいけないことがたくさんありますので、効率的に勉強をして知識を身につけていかなければいけません。そこで私がオススメするのがこの「スタディサプリ」という学習教材。スマホひとつで各教科の勉強を行うことができます。この「スタディサプリ」で航空学生の一次試験の勉強も普通の大学の勉強もほとんどまかなえます。

ただ航空学生の英語試験だけは少し特殊な問題(英会話)も出題されるので、その対策もしないといけません。以下の記事に英語試験対策をまとめていますので、参考にしてみてください。

航空学生の英語試験を攻略するための戦略

スポンサーリンク

[戦略3]航空身体検査は事前に一度受けておく

航空身体検査について一つオススメしておきたいのは、一度事前に自分で受けておくことです。受けることで、自分の身体の特徴がよくわかり、対策も立てられます。

私はエアラインの試験前に事前に第一種航空身体検査を受けましたが、初めて自分が尿酸値が若干高いということを知り、そこから尿酸値を低くするにはどういう生活をして、どういう食べ物を摂取すればいいのかを調べて試験に臨みました。

事前に少しでも問題のある箇所を把握して対策を講じるのは大切なことですので、是非受けてみて下さい。
スポンサーリンク

[戦略4]飛行適性検査対策はシミュレータを使ってガンガン練習しておく

これは完全に主観的な意見なので、自分はそうは思わないと思えばこの戦略4は無視していただいて構いません。
私は飛行適性検査はどれだけ事前にシミュレータに触れたかが勝負になってくると思っています。車と一緒で「慣れ」の部分が非常に大きく、少しでも操縦に慣れておくことで本番も緊張せずにできるのではないかと思います。
以上になります。
また以下の記事もパイロットに関するものなので是非ご覧いただければと思います。

コメント