MARCH文系の学生が大学在学中に身につけておくべき英語力

キャリア戦略
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本記事の結論

◆MARCH文系の学生は大学在学中に海外赴任出来る英語力を持っておく必要がある

◆海外赴任出来る英語力とは

❶TOEIC800点

❷基本的な日常英会話ができる

❸基本的なビジネス会話ができる

❹会議/プレゼン/交渉/電話の各場面で対応できる

◆TOEIC対策として「スタディサプリ 」をオススメする

◆基本的な日常英会話は映画でマスターする

◆基本的なビジネス会話はTOEICを活用する

会議/プレゼン/交渉/電話の英語は定型文を暗記してしまう

一部上場企業に勤めるMARCH文系出身30代です。海外勤務も経験あり。年収は2000万弱です。この記事では、MARCH文系の方が大学在学中に身につけておくべき英語力を自身の経験をもとにご紹介するものになります。

自分は30代ですが、今新入社員として入ってくる子たちは、技術職採用であろうと英語を普通に喋れる状態で入ってきます。これはおそらく、彼らの親世代(50代〜60代)が英語が必要なのに話せないコンプレックスがあり、自分の子供には英語を話せて欲しいという願望から幼少から英語を習わせる人が多かったからだと思います。今はさらにその流れが顕著で、幼児向けの英語教室はどこも満員の状態です。そして、今後は大学入試4技能導入も予定されているので、ますます新世代の子達は英語を使いこなせる状態で社会人になっていきます。

本記事では、MARCH文系の学生が大学在学中に身につけておくべき英語力を自身の経験からご紹介していきたいと思います、

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◆MARCH文系の学生は大学在学中に海外赴任出来る英語力を持っておく必要がある

MARCH文系の学生が大学在学中に身につけておくべき英語力とは、ずばり海外赴任出来る英語力です。

海外赴任出来る英語力とは、TOEIC800点基本的な日常英会話・ビジネス会話ができる、会議/プレゼン/交渉/電話の各場面で対応できる英語力を指します

これは、自身の海外赴任の経験から、最低でも必要だと思った英語力です。ひと昔前であれば、英語が多少できなくともとりあえず現地に送り込んで強制的に英語を磨いてもらうという企業が多かったみたいですが、今は違います。赴任初日から業務に大きな支障が出ないある程度の英語力がある人を赴任の条件にしています。

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◆TOEIC対策として「スタディサプリ 」をオススメする

海外赴任出来る英語力の1つ目がTOEIC800点。800点をクリアする上でオススメする教材が「スタディサプリ」です。

いろいろなTOEICの教材を使ってみましたが、その中で最も時間対効果の高かったのが「スタディサプリ 」でした。

スタディサプリENGLISH TOEIC®対策

詳しくは以下の記事にまとめています。

TOEIC700点から800点を最速で取るための勉強法

TOEIC800点は、多くの企業で転職・昇進・海外赴任の条件になっています。ここはMARCH文系としては最低限取っておくべきラインです。外資系企業に勤める人も平均で800点は持っています。

【外資系会社の実態】外資系会社で働く573名を対象に調査

TOEIC800点を取ると能力的にはどういうことが起きるかというと

➡️基礎的な単語・文法・読解力が身につき、ある程度の英文は読めるようになる

➡️簡単な英語は聴けるようになる

のようなことが起きます。

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◆基本的な日常英会話は映画でマスターする

海外赴任出来る英語力の2つ目が日常英会話の習得。基本的な日常英会話を身につけるのにオススメなのが映画です。映画で話される英語は、本当にネイティブが日常で使うものであり、また発音・速度も明瞭で聞き取りやすいTOEICとは違い聞き取りづらくかつ早いものです。

映画を使って英語学習をすると以下のようなことが起こります。

❶リスニング力が大幅に向上する

上でも述べた通り映画で話される英語は、本当にネイティブが日常で話される発音、速度なので、この英語に慣れることでネイティブが話す早くて聞き取りづらい英語も聞けるようになってきます。

❷ネイティブが使う音のつながりで発音することが出来るようになる

ネイティブは単語一つ一つを明確に発音しません。

例えば映画「インセプション」で出てくるフレーズ

“Or have you know all along?”

はorとhaveとyouを繋げて1つの単語のように、「オアビュー」というように発音しています。

これは学校の英語教育では教わりませんし、TOEICなどの勉強でも身につけることはできません。

こういった音のつながりを映画で見聞きすることで、ネイティブが使う音のつながりで発音することが出来るようになります。

❸ネイティブが本当に使う英語表現を身につけられる

上でも述べましたが、映画で出てくる英語というのはネイティブが普段使う英語が使われます。よほど特殊な映画じゃない限り、映画で使われている英語表現を、そのまま英会話で使うことができます。

具体的な勉強の仕方

私が具体的に映画を使って英語を勉強した流れは以下の通りです。

❶リスニング

❷聞いたままの音をそのまま発音

❸英字幕,日本字幕を見て内容理解

❹音読

❶リスニング

最初は字幕無しでとりあえず英語をそのまま聞きます。短い尺で何度も同じ箇所を聞きます。

❷聞いたままの音をそのまま発音

リスニングで聞いた音をそのまま発音します。字幕を見ずにです。

❸英字幕,日本字幕を見て内容理解

英字幕,日本字幕を見て内容理解します。単語や文法、語法も完璧に理解する。以下のような要領で分からないことは調べます。

<映画「インセプション 」でのフレーズ>

“A man possessed of some radical notions. “(途方もない考えに取り憑かれた男だった)

possessed

意味:取りつかれた、狂気の、夢中になった、(…に)取りつかれて、気が狂って、(…を)所有して

・possessの過去形、または過去分詞

イディオム : like one possessed =(ものにつかれたように)猛烈に

ex.)He wrote and wrote like one possessed.(彼は何かに取り憑かれたように書きまくった)

radical/急進的な、過激な、革命的な、抜本的な、徹底的な、根本的な、基礎の

notion/観念、考え、意見 (同義語/idea)

映画「インセプション」のスクリプト&英文徹底解説

❹音読

英文の発音、内容を理解した後は、ひたすら音読。

❶から❹を繰り返すことで、映画1本を英語で完全に理解できるようになりました。

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◆基本的なビジネス英会話習得はTOEICを活用する

海外赴任出来る英語力の3つ目が基本的なビジネス英会話の習得です。これはTOEICを活用します。TOEICは、点数取得だけ考えて勉強すると英語は喋れるようにはなりませんが、アウトプットを意識して勉強するとある程度の会話はできるようになります。

具体的な勉強のやり方はシンプルで、TOEICの問題の日本語訳をひたすら英語に変換していくだけです。

例:Part2の問題

A:佐藤先生は明日の朝、応対できますか?
B:彼のスケジュールを確認してみます。

⬇️

A:Will Dr. Sato be available tomorrow morning?
B: Let me check his schedule.

このような感じで日本語を英語に変換していきます。

以下のサイトは、私が実際に自分のノートにTOEICの表現を書いたものをまとめた英訳問題集になります。②の勉強を効率的にできると思いますので是非ご活用いただければと思います。

[就活・転職・昇進・海外赴任で使える]TOEICを活用してSpeaking力を向上させるための一問一答英訳問題集

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◆会議/プレゼン/交渉/電話の英語は定型文を暗記してしまう

海外赴任出来る英語力の4つ目が、会議/プレゼン/交渉/電話の各場面で対応できる英語力です。

経験上、海外勤務で英語で困る場面は会議/プレゼン/交渉/電話の4つの場面です。

会議/プレゼン/交渉/電話の場面の勉強法

この4つの場面を攻略するには、

それぞれの場面の定型文を覚えることです。

私は各テンプレートを作って覚えたのですが、その際に役に立ったのが以下の参考書たちです。

この4冊をまず暗記して、それから自分なりのテンプレートを作っていくのをオススメします。

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