技術英検とTOEICの比較表

2020年5月より工業英検は技術英検に名称変更及び内容変更もされました。この記事では、新試験である技術英検試験の各レベルをTOEICで何点ぐらいのレベルか、独断と偏見で判断していく記事になります。

技術英検とTOEICの比較表

自身の受験経験を基に分析した結果、技術英検とTOEICの比較表は上記のようになりました。

各レベルの分析の詳細を見ていきます。

プロフェッショナルレベル=TOEIC900点以上

プロフェッショナルレベルはTOEIC900点以上の難易度だと個人的には思います。理由としては、TOEIC900点に必要な単語・文法力に加えて、要約力、技術英単語力、3C(Correct, Clear, Concise)に沿って書く力などが要求され、また時間も非常に厳しく、全ての設問に解答するのも難しい試験です。さらに、プロフェッショナル試験では、計5つの設問がありますが、それぞれの設問ごとに足切りが設定され、いずれかの設問で50%を切ると不合格になります。

また旧工業英検1級では、合格基準が正答率70%だったのに対して、技術英検プロフェッショナルでは75%に引き上げられて、より難易度が高くなりました。一度プロフェッショナル試験の問題を解けば分かりますが、正答率75%を取るのは至難の技です。

これらのことを踏まえて、TOEICの難易度と比べた結果、プロフェッショナルレベルはTOEIC900点以上という結論に至りました。

技術英検プロフェッショナル試験で正答率75%を超えるための戦略

技術英検プロフェッショナル試験と旧工業英検1級はどちらか難しいか?

準プロフェッショナルレベル≒TOEIC800点

準プロフェッショナルレベルは大体TOEIC800点くらいの難易度だと個人的には思います。

準プロフェッショナルレベルは、プロフェッショナル試験で正答率60%以上で認定される試験で、試験内容はプロフェッショナルなので難しい試験です。ただ、プロフェッショナルレベルと違い、足切りがないことと、正答率が60%なので、TOEIC900点以上から大体100点分くらいを引いた800点程度という結論に至りました。

1級レベル≒TOEIC650点

1級レベルは大体TOEIC650点くらいの難易度だと個人的には思います。旧工業英検準2級から内容が引き継がれた試験ですが、準2級よりも英訳の配点が上がり難易度は高くなりました。

単語問題やリライト問題、和訳問題、英訳問題などがありますが、基本的な単語力・文法力が要求され、それにプラス技術英単語と3Cに沿って書く力が必要になります。

私は旧工業英検準2級資格も持っていますが受験経験と上記の分析からTOEICでおよそ650点程度の難易度だと結論付けました。

技術英検1級(旧工業英検準2級レベル)に合格するための4つの戦略

2級レベル≒TOEIC550点

2級レベルは大体TOEIC550点くらいの難易度だと個人的には思います。旧工業英検3級から内容が引き継がれた試験で、試験内容は変わりません。

2級試験は、単語問題の配点が高いので、単語力さえあれば合格できる試験です。ただ単語レベルはなかなか高くTOEIC600点レベルの単語力プラス技術英単語力が必要になります。ただ、単語力さえ身につければ合格圏内に入りますから、TOEIC600点から50点分引いた550点ぐらいの難易度と結論付けしました。

ちなみに旧工業英検3級資格も持っていますが、受験当時TOEIC750点ぐらいで、no勉でも楽勝で合格できました。

3級レベル≒TOEIC500点

3級レベルは大体TOEIC500点くらいの難易度だと個人的には思います。旧工業英検4級から内容が引き継がれた試験で、試験内容は変わりません。

3級試験も2級試験と同じく、単語問題が多い試験です。2級試験と比べて単語問題の難易度が少し下がるのでTOEIC500点と結論付けました。

以上になります。

また技術英検の勉強法など、その他の技術英検に関する記事もいくつか書いていますので、こちらもご覧いただければと思います。

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