先日TOEICを受験し890点を取得しました。この記事は、自身の勉強経験を基にしたTOEIC850点を最速で超えるための勉強法をまとめたものになります。
対象者・TOEIC700点レベルの方
その他英語の記事を以下にもまとめています。
TOEIC SPEAKING TESTで160点を超えるための戦略と勉強法
独学で海外赴任レベルの英語力を最短で身につけるための戦略と勉強法
TOEIC850点を最速で超えるための勉強法
「おすすめ学習教材」→「実際の勉強の流れ」→「勉強のpoint」の順でご紹介していきます。先ずは私がすすめるTOEICの学習教材からになります。
おすすめ学習教材 スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策
様々なTOEIC学習教材を試してきましたが、私が思う最強のTOEIC学習教材は「スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策」(以下スタディサプリと省略)というアプリ学習教材です。
スタディサプリは、2017年9月にリクルートから発表されたTOEIC学習に特化したアプリで、Part別の対策講義、文法講義、単語問題集、実践問題集のコンテンツから成り、このアプリ一つでTOEIC学習のほぼ全てを網羅できる内容になっています。
スタディサプリの内容は素晴らしく、私が思う最も効率よくTOEICの点数を上げられる学習教材だと思っていますが、費用はそれなりに掛かります。月々2480円〜2980円で、半年間TOEICの勉強をしたとすると、約1万5千円〜1万8千円くらいかかることになります。そういった理由から、この勉強法の対象者は多少費用が掛かっても最速でTOEIC850を取得したい方になるかと思います。
実際の勉強の流れ
・TEPPANN英単語(目標860点レベルの単語をマスター)
・パーフェクト講義-英文法編(苦手分野のみ)→パーフェクト講義(Part別対策)→実践問題集NEXT→実践問題集(テキストで最低3回分)
スタディサプリには、TEPPAN英単語(単語学習用)、パーフェクト英文法(文法講義)、パーフェクト講義(Part別対策講義)、実践問題集NEXT(テキスト無し)、実践問題集(テキスト有り)のコンテンツで構成されています。
勉強の流れとしては、TEPPAN英単語は全期間継続して行い、それ以外については、パーフェクト講義-英文法編→パーフェクト講義→実践問題集NEXT→実践問題集(テキスト)の順で行うのがベストかと思います。
全期間継続して単語学習を行う理由としては、単語を大量に習得するには、ある程度の時間を確保して、反復学習を行い、短期記憶ではなく長期記憶のメカニズムを駆使してやっていく方が、効率的だと思うからです。TEPPAN英単語は、合計1410単語が収録されていて、目標600点、目標730点、目標860点、目標990点とカテゴリー分けされた単語集になります。TOEIC850点超えを狙うのであれば目標860点レベルまでの単語は完璧にマスターする必要があるでしょう。
単語学習と並行して勉強していくのは、文法対策、part別対策、実践問題演習になりますが、実際のスタディサプリでの勉強の流れとしては、パーフェクト講義-英文法編(苦手分野のみ)→パーフェクト講義(全項目)→実践問題集NEXT→実践問題集(テキストで最低3回分)になります。
この記事の対象読者はTOEIC700点レベルということで、ある程度の文法力はあるかと思います。ということで、パーフェクト講義-英文法編では、自身の苦手分野や不安と思っている分野だけを先ずは潰していき、それが終わればとりあえず次のステップに進みましょう。次項からのパーフェクト講義→実践問題集NEXT→実践問題集をやっていく中で、これは確認した方がいいなと思う文法分野があれば都度パーフェクト講義-英文法編に戻り確認していく流れがいいかと思います。パーフェクト講義-英文法編の講義内容は時制、仮定法、助動詞、不定詞、動名詞、分詞、受動態、関係詞、比較、冠詞・名詞、代名詞、形容詞、副詞・語法、前置詞、接続詞、文型・語法になります。
パーフェクト講義(part別対策)は、全項目をやることをおすすめします。TOEIC講師の関先生の講義動画がとにかく素晴らしく効率的にpart毎の対策を行うことができます。
全partの傾向と対策を行った後は、実践演習になります。スタディサプリには、実践問題集NEXTと実践問題集がありますが、違いは実践問題集NEXTはアプリでの学習だけしか対応していませんが、実践問題集にはテキスト学習にも対応しています。スタディサプリには、アプリの他、テキスト販売も行っています。
実践問題集NEXTで問題演習をアプリである程度行い、TOEICの試験本番前に実践問題集のテキストで最低3回は本番演習を行い完成させていくのがいいかと思います。
勉強のpoint
①Part3,4のリスニング問題は、解答に直結するpointを聞き逃さない、もしくは聞き取れるように練習する
②リーディングの勉強は、速く解くことを常に意識しながら行う
③実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う
④1発でTOEIC850点越えを狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいる
①Part3,4のリスニング問題は、解答に直結するpointを聞き逃さない、もしくは聞き取れるように練習する
Part3,4の問題文は長いですが、全てを聞き取れなくてもpointさえ聞き逃さなければ解答することができます。解答に直結するpointが流れたとき、ギアを1段上げて集中して聞き取れるように普段から練習しましょう。また、そもそも集中して聞いても聞き取れない場合は、何度もその箇所を聞いて聞き取れるようにしましょう。
②リーディングの勉強は、速く解くことを常に意識しながら行う
リーディングの最大の敵は時間です。890点を取った時ですら、最後の1問解くことができませんでした。リーディングの勉強をする時は、常に時間を意識して取り組みましょう。
③実践問題集(テキスト)では、本番さながらに時間を図って行う
②で書いた通り、TOEIC試験はとにかく時間が勝負。実践問題集のテキストで、時間を図って本番さながらに問題を解きましょう。どうすれば時間内に問題を解くことが出来るか、問題集を解いた後、都度振り返りをして自分なりのタイムメネジメントのコツを掴んでいきましょう。
④1発でTOEIC850点越えを狙うのではなく、最低2回から3回は受験する気持ちでいる
本番の試験でしか発見できないことがあります。例えば、周囲の受験者の紙をめくる音が結構気になるとか、後半のリーディングは集中力が落ちて本来の力を出し切れないとか、色々とあります。1回の試験で目標の点数を超えられなくても、落ち込む必要は無く、それよりも次に活かせることを見つけて、改善していくことが大切です。
私が思う「TOEIC850点を最速で超えるための勉強法」は以上になります。この記事が皆様のTOEIC学習に役立つことを願っています。
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突然の問い合わせ失礼します。
英語学習ひろば( https://hitononayami.com/ )というサイトの運営を行っております塩見賢人と申します。
現在は、WEBの立ち上げから日が浅い為、サイト上では個人として運営を行っていますが、弊社で専門の部署を立ち上げ、今後法人として行う予定となっております。
今回、御社のhttps://improve-skill.com/toeic850点を最速で超えるための勉強法/こちらのページを拝見し問い合わせをさせていただきました。
弊社のこちらのページ( https://hitononayami.com/toeic-study-time/ )では弊社独自に行った、TOEICに必要な学習時間をスコア別で掲載しております。
弊社独自にアンケートを行い調査した結果なので、他では掲載されていない内容です。
弊社では、この調査結果を、現在英語の学習を行っている幅広いユーザーに届けられればと考えております。
またこのような調査結果を掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思います。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。( https://hitononayami.com/category/english/%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e7%b5%90%e6%9e%9c/ )