数年前、某自社養成パイロット試験、航空大試験にW合格。
自社養成パイロット試験、航空大試験にW合格した私の学生時代の過ごし方&受験体験記
この記事では、社会人からエアラインパイロットになるための戦略をさまざまな角度からご紹介していきます。
エアラインパイロットになる方法
エアラインのパイロットになる方法としては3つの方法があります。
①自社養成試験に合格する
②航空大学に入学する
③パイロット養成課程のある大学に入学する
自社養成とは、各航空会社が一からパイロットに育て上げていく制度です。大手航空会社の場合は、応募資格は大卒で年齢制限が大卒から3年以内、LCCなどでは年齢制限がないところもあります。
航空大学とは、独立行政法人のパイロット養成学校で、入学すると約2年の訓練があり、その後航空会社の就職試験を受ける流れになります。応募条件は大学2年修了程度。年齢制限は24歳程度になります。
パイロット養成課程のある大学とは、東海大や法政大学の操縦学科のことを指します。4年間の学習期間があり、その後航空会社の就職試験を受ける流れになります。東海大などは年齢制限を設けていませんが、航空会社に就職する際に年齢制限に引っかかる可能性はあります。
大手エアライン志望でかつ30歳程度未満なら、大手の自社養成か航空大試験挑戦をオススメする
大手エアライン志望でかつ30歳程度未満(航空会社によっては大学など卒業後3年以内のしばりあり)の社会人なら、パイロット養成課程のある大学からのパイロット挑戦は最後の手段と考えた方がいいでしょう。理由は大手エアラインへの就職率が航空大よりも低いことと、学費が高いことです。航空大は2年間でおよそ350万〜400万円なのに対して、東海大は約2000万、法政大は3000万を超えます。
最もいいのは、大手エアラインの自社養成試験に合格することでしょう。自社養成の場合、訓練費用は会社持ちで、給料も貰いながら訓練を受けることができます。
自社養成がだめなら航空大に挑戦して、再度大手エアライン試験を受けるのがいいと思います。自社養成試験と航空大卒の後の航空会社の試験は別物なので、自社養成試験に落ちても航空大経由で再度大手エアラインの試験に受けることは問題ありません。
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どのエアラインでもいいからパイロットになりたい場合、各航空会社が実施している自社養成試験を受け、ダメなら航空大受験に挑戦することをオススメする。
2022年現在、自社養成試験を実施している航空会社は、ANA,JAL,Wings,ピーチ、といったところでしょうか。
エアラインに特にこだわりががないのなら、先ずはこれらの自社養成試験を受けることをオススメします。試験に通ればその段階でパイロットになれることはほぼ決まるので。(ただし訓練で適性がないと判断された場合はなれません)
ちなみにピーチなどの募集要項には、TOEIC(リスニング・リーディング)785点以上、TOEIC(スピーキング)160点以上、TOEIC(ライティング)150点以上が望ましいと記載されているので、英語をきちんと勉強してから挑戦しましょう。
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航空大の場合、航空大の試験に合格しても、再度卒業時に航空会社の試験があるので、もしかしたらなれない可能性もあります。
35歳を超えている場合は、航空大かLCCの自社養成試験もしくは東海大などの操縦学科からパイロットを目指すしかない
2022年現在大手エアラインの自社養成はANAが大卒から3年以内、JALは30歳程度という年齢制限があります。年齢制限がないのは、航空大、ピーチなどの自社養成に、また東海大などの操縦学科についても年齢制限はありません。35歳を超えている場合は、航空大、ピーチなどLCCの自社養成試験もしくは東海大などの操縦学科に入りパイロットを目指すことができます。
ちなみにどうしても大手エアラインに入りたい場合、東海大などの操縦学科から挑戦することができます。
以上になります。
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