数年前、某自社養成パイロット試験、航空大試験にW合格。自社養成を選択し、数年の訓練を経て、現在エアラインの操縦士として勤務。
自社養成パイロット試験、航空大試験にW合格した私の学生時代の過ごし方&受験体験記
この記事では、航空大試験に合格するための戦略を紹介していきます。
航空大受験は情報も少なく、受験生は不安の中での受験になります。この記事が少しでもそういった不安を持つ受験生に役立つ記事になれれば幸いです。
(2020.4 Rev)
航空大1次試験総合Ⅱの気象問題に関する予想問題を作りましたので参考にしてみてください。
航空大試験に合格するための3つの戦略
航空大試験に合格するために、自身の経験から私なりに考えた3つの戦略を紹介していきます。
[戦略1] 1次試験、2次試験、3次試験全ての試験準備を最初から同時に行っていく
航空大試験は3つの試験があり、それぞれ筆記試験、身体検査、面接&操縦適性検査の試験になります。自身の経験から言うと、航空大受験の準備は、最初から3つの試験を満遍なく行っていくことが重要だと思っています。「1次試験が終わったら2次試験の準備をしよう」では、身体検査に間に合わず、2次試験合格のためには少なくとも半年前から食事、運動には気を遣って生活する必要があります。また同じように「2次試験が終わったら3次試験の準備をしよう」では、3次試験の準備は完璧には出来ません。もしかしたら受験者のレベルが全体的に低ければ、2次試験終了後から準備しても間に合うかもしれませんが、受験者のレベルが高いと合格ラインに到達することが難しくなります。
航空大受験を決めたなら、3次試験まで進むことを前提としたスケジュールを立てることが重要です。
[戦略2] 1次試験は、1次試験合格を目指すのではなく、最終合格を見据えて高得点を目指す
1次試験の合格率は、例年35%〜50%ぐらいなので、受験者の上位30%くらいに入れば1次試験には確実に合格出来るのですが、問題になるのは3次試験終了後の最終合格者を決める際の判定基準です。航空大学校のQ&Aによると、「当校の入学試験は、基本的には一次から三次までそれぞれ独立した試験ですが 、最終合格者の決定にあたっては、二次試験合格者の中から第一次試験及び第三次試験の結果で総合判定することとしています。」とあるので、1次試験の結果は最終合格者の選抜の際にも影響するということになります。
ということで、1次試験は、1次試験突破を目標にするのではなく、最終合格も見据えて高得点を目指すことが必要です。
1次試験の勉強法については、以下の記事にまとめています。
[戦略3] 3次試験は、とことんシミュレータを使って飛行機に慣れておく
3次試験は宮崎にある航空大で、面接&操縦適性試験になります。
操縦適性試験対策は、とにかくシミュレータを使って、計器の見方や飛行機の動きに慣れておくことです。中には変な癖がつくから、あまりシミュレータをやらない方がいいと言う人もいますが、私は全く逆の立場です。もしシミュレータの試験時間が長く、成長過程を加味して合否判断してくれるなら、準備せずに受験してもいいのかなと思うのですが、試験時間は非常に短いので成長過程よりも本番どれだけ上手く出来たかに重きを置いて合否判断してると思うので、私はしっかり準備をして操縦適性試験に臨むのがいいと思います。
シミュレータが出来る場所は、ネットで叩けば出てくるので、確認してみてください。この試験はやったもん勝ちです。
面接についても、ネットでどのような面接内容なのか情報が出回っているので、それを基に準備をしました。私の場合自社養成試験も見据えて、一般の就活生が行う面接の準備もしていたので、正直航空大の面接は簡単に感じました。
以上になります。
つたない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、以下の記事も興味があればご覧いただければと思います。
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